WIRE08(ワイアーゼロエイト)10th ANNIVERSARY 08.30[SAT] YOKOHAMA ARENA

スタッフブログ

事務局スタッフによるブログです。

WIREヒストリー“07”編

みなさんおはようございます。事務局スタッフMです。
先ほど前夜祭から戻って来ました。悪天候にもかかわらず凄い人で凄い盛り上がりでした!
何だかとてもいい予感がしてきました!
このWIREヒストリーも今日で最終回、昨年の“07”編です!


【Vol.9『WIRE07の巻』】

過去のWIREを振り返るWIREヒストリーも今回の“WIRE07”で最終回・・・なのですが、
以前このメルマガの原稿に書いたように、実はこの年や前の年(2006年)くらいの
近い昔のことの方が不思議なことに記憶が曖昧だったりするんですよね。
ラインナップを見る限り、この年の出演アーティストは非常に紳士というか、
ストイックな方が多かったような気がします(サウンドの傾向と何か関係が
あるのでしょうか?)。そんなこともあり、バックステージでも数年前に多発した
ロックンロール!な出来事は一切なく(笑)、アーティスト同士で談笑して
交流を深めたり、淡々とメールをチェックしたり、静かに食事をしたりと
我々事務局スタッフにしてみれば何と手のかからないこと!という印象が残っています。

そんな中、オンステージではそのバックステージの穏やかな雰囲気とは相まって
例年以上に熱いパフォーマンスが繰り広げられました。中でも個人的にツボだったのは
予想外のバンド編成で日本に乗り込んできたBLACK STOROBE。ルックスだけを
見ると、とてもテクノのアーティストとは思えないリーゼントに皮ジャンなギンギンの
ロック(パンク?)スタイルで、ステージを右へ左へと駆け回り観客を煽る肉体的な
パフォーマンスは、いい意味でいままでの“WIRE”にはなかった異彩を放っていて
独特のオーラを感じました。それからWESTBAMとAFRA&I.B.B.のコラボレーション。
これはこの年の3月に行われた石野卓球のレギュラーパーティ“STERNE”で初めて
試みたセッションだったのですが、フリースタイルのビートボクサーのパフォーマンスに
合わせてWESTBAMがミックスを施すという、まさに奇跡のセッション!
事前の打ち合わせもほとんどなく、ぶっつけ本番で観客のリアクションを見ながら
自由自在に変化していくその様は、ステージ横で見ていて鳥肌モノでした。

このような想定外のパフォーマンスを目の当たりにして、テクノという
ジャンルとしての変化や“WIRE”というイベントの成熟を実感した昨年を経て、
今年はどんなパフォーマンスが繰り広げられるのでしょうか。

“WIRE08”はいよいよ本日開催。
今年は事務局一同、例年以上に気合が入っています。
夏の最後のお祭りを一緒に楽しみましょう!
それでは横浜アリーナでお待ちしています!!

いよいよ本日開催!

でおま。事務局Mさんの集中連載が素晴らしい内容だったので、割り込むタイミングを計っていたら開催当日になってしまいました…

毎年そうなんですが、開催2週間前ぐらいから本番が終わる朝までは、準備に追われて「あっ!」という間に過ぎてしまいます。由岐子さまの力投と宇津木元監督の情念あふれるコメントに頬をぬらしたのは、十日ほど前のことだったでしょうか。WIRE本番を迎えるいまとなっては、はるか昔のことのようにおもえてなりません…

と、とりとめもなくここまで書いてはみましたが、うまくまとまりそうもないんで、あとはMさんに託します。

10周年に相応しい最高の環境を用意しました。皆さん、がっつりと遊んじゃってください!
(よかったら、使っていない古い携帯を持ってきてね)では、横浜アリーナで!

WIREヒストリー“06”編

みなさんこんにちわ。事務局スタッフMです。
実はこのWIREヒストリーを始めて二日目で気づいていたのですが、
当日に向けてのカウントダウンとして、8月29日(今日ですね)に“07”が書けるように
日にちを逆算していたのですが、一日間違えてしまいまして、
慌てて本日、二度目の更新をしています・・・失礼しました。

それでは“06”編をどーぞ!


【Vol.8『WIRE06の巻』】

意外に思う人もたくさんいるかもしれませんが、過去を振り返ってみると実は
最高動員数を記録しているのがこの年の“WIRE06”なのです。
Richie HawtinやHaerdfloorといった「もうとっくに出ていると思った(卓球・談)」
アーティストたちの待望の初出演に加え、Jeff MillsやAlter Ego、Westbamといった
鉄板アーティストたちの出演、ヒューマンビートボックスユニットAfra&I.B.B.や
ダンスユニットMeisaiといった異ジャンルのアーティストたちの出演など、
充実したアクトによるものが大きな理由として挙げられるのですが、
個人的には(この年の事後アンケートの集計データにも顕著に表れていた)
客層の変化(普段クラブに遊びに行かないような雰囲気の方々や例年以上に
若いお客さんがたくさん見受けられました)もまたひとつの大きな理由として
挙げられるのではないかと思っています。

そんな中、この年はアクトの中にも彗星のごとく現れた若いアーティストが一人いました。
その人の名はFelix Krocher(22歳!)。卓球がこの年(2006年)の“MAYDAY”に出演した際、
Felixのプレイ(高速BPMでハードミニマルやシュランツに時折Underworldの「Born Slippy」
といった大ネタをくったくなくミックスする技はまさに衝撃の一言!)を見てド肝を抜かれて
即出演オファーをしたという経緯を持つドイツテクノシーンの新星は、その堂々とした
プレイからは想像もつかないほど素顔は初々しく、前記のビッグネームのアーティストたちを
見るその眼差しはただのいちテクノファン(笑)。当日会場内で行われたインタビューでも
初来日や“WIRE”初出演の感想を訊かれ「自分が遊びに行っていた“MAYDAY”に出演していたWestbamやTakkyuと一緒のステージに立てるなんて信じられないよ!」と興奮気味に話していた
姿がとても印象的でした。


それではいまから前夜祭に行って来ます!

WIREヒストリー“05”編

みなさんこんばんわ。事務局スタッフMです。
海外アーティストもほとんど来日して、本日はライブアクトのプロダクションミーティングが
行われました。
舞台スタッフは今日から会場に入って設営を開始します。
例年この時期は緊張というか武者震いというか、自然と気が引き締まってきて
今年もついにきたなーと実感します。
今日のWIREヒストリーは“05”編です!


【Vol.7『WIRE05の巻』】


前年の2日間開催を通して得た教訓(前回のスタッフブログ参照)を生かし、1日開催に戻った
<WIRE05>。振り返ってみると、開催の準備(アイデア出し)をするにあたり<WIRE05>から
<WIRE06>くらいの時期が一番アタマを悩ませていたというか、正念場だったような気がします。
その結果、1日開催に戻りながらもただでは転ばない<WIRE>ということで、開演時間を
例年の18時から16時に変更してみたり、ポスターやフライヤーなどのビジュアルをいままでの
グラフィックを使ったものからミルククラウンの実写を使ったものに変更してみたりと、
いま思うと新しい試みをすることによってこの正念場を乗り越えようとしていたのでしょう。

・・・と、堅苦しい話はここまでにして、この年、特に印象に残っていたエピソードを書いてみます。
2008年8月8日、ZTT時代に発表した名作4タイトルをリイシューした808STATEがこの年の
SPECIAL GUEST LIVEで出演したのですが、彼らは楽屋を仕切っていたアコーディオンカーテンを
開けて隣の卓球の楽屋と合体してしまい、そこからは一気に合同宴会モードに。
そしてその場にたまたま居合わせたRYUKYUDISKOのゲストボーカルとして出演していた
仲村奈月が三線で沖縄民謡を弾き語ったところ大喜び!その後、あまりにも盛り上がり過ぎて
メンバーの一人がホテルに戻る送迎車に乗り遅れてしまい、淋しく会場に取り残されていました・・・。
そして次はHATIRAS。彼らは自分たちのCD100枚を持って来日していたようで、
当日になって突然「CDを売って欲しい」と事務局に直談判しに来たのです。
本来であれば諸々決まりごとの関係で丁重にお断りすることろなのですが、
そのCDをよく見てみると本人曰く「機内で書いてきた」という直筆サインが!
なんとも涙ぐましいその心意気に負けて、思わずCDを受け取って代理で販売してしまう
事務局一同なのでした(直筆サイン入りCDは大好評で完売しました)。

本日、渋谷のWOMBで前夜祭がありますので
待ちきれない方は是非遊びに来て下さい!

WIREヒストリー“04”編

開催直前になって自分以外のスタッフの書き込みがなくて淋しい・・・。
毎年のことではありますが、この時期になるとスタッフ同士で連絡を取り合うことよりも
自分の世界に入って黙々とこなすような内容の仕事の方が多いのです。
みんな元気かなー?

というわけで、今日のWIREヒストリーは個人的にも思い出深い“04”です。


【Vol.6『WIRE04の巻』】

前年にさいたまスーパーアリーナで開催5周年を迎えた“WIRE”に予期せぬトラブルが!
・・・それは振動問題(ガーン!)。本来、大晦日以外はオールナイト公演を行っていない
さいたまスーパーアリーナの周辺には住居があり、“WIRE02”の開催後に近隣の
住民からの「深夜に振動があって眠れない」という苦情を受けて“WIRE03”開催時に
振動を測定したところ、震度1という数値が出てしまったのです。震度1・・・と聞いても
ピンとこないかもしれませんが、特にマンションなどの高層住居では十分に揺れを
体感する数値とのことで、結果“WIRE”は会場の変更を余儀なくされ、次なる場所を探すことに。
都内近郊にある大きな屋内の会場というだけでも場所が限られるのに、
さらにオールナイトが出来る会場、ということで検索をかけるとその数は
一気に限られてしまう(というか、幕張メッセと横浜アリーナ、この二つの会場に絞られてしまう)。
毎年、必ず規模や内容をグレードアップさせてきた“WIRE”だけに悩みに悩んで
出した結論は・・・横浜アリーナで2日間開催(ガガーン!!)。
さいたまスーパーアリーナより大きい会場がないのであれば2日間やってしまえ!ということだ。

この前代未聞の屋内レイヴ2日間開催、実際に行ってみるとその大変さは想像以上で、
開催は2日間ではあるものの、我々スタッフにしてみると公演前日の仕込みから初日の
サウンドチェックと本番、そして初日の公演終了直後に始まる2日目のサウンドチェックと本番、
そして公演終了後のバラシまで、という怒涛のスケジュール(これはホントに死にました)。
あげく初日の大トリのアクト、Westbamがプレイの最後に高さが5メートル程あるステージから
飛び降りて足を骨折(ガガガーン!!!)するというWIRE史上最大(最悪?)の
事故が起きてしまい、そのまま病院へ直行・・・。まさか2日目を迎える午前中に病院で
Westbamの足のレントゲン写真を見るとは思っていませんでした。そしてフラフラのまま始まった
2日目も(ほとんど記憶がないまま)終了し、ゾンビ化したスタッフは
バラシに突入→まだ夏の日差しがまぶしい日曜の夕方に帰宅の途についたのでした。

2日間開催をやってみて思ったことは・・・翌年、通常の1日開催に戻ったということで
察して下さい(苦笑)。お客さんからは「2日間も楽しめてサイコー!来年は2日間ぶっ通しで
やって下さい」「1日目が終わったあともう1日ある!と思った瞬間が至福のときでした」
といったリアクションが多数あり大変好評だったのですが、2日目の公演中、PAの卓で
スタッフがまるで後ろから撃たれたように突っ伏しているところを見て
「これは来年は2日間やっちゃだめだな」というのが正直な感想でした。

余談ですが、この翌年の“WIRE”のステージは万が一の為に
(Westbamが飛び降りても大丈夫なように)ステージ高を低く設定したのでした・・・。